やったー!医療経営士3級に合格した!よし、続けて2級も取るぞ!!
え、19冊。範囲広すぎ。え、もう時間ないんだけど・・・・。
これ無理じゃね・・・?
3級合格し、このまま流れで2級も合格するぞ!と調子に乗っていたあなた!
2級の範囲の広さと、複雑さに絶望しているあなた!
この量をどうやって勉強すれば良いのか悩んでいたあなた!
非常に広い医療経営士2級の試験範囲。
何から手をつけて行けばいいか、どのように勉強していけばいいか悩む人も多いと思います。
この記事では医療経営士2級のくまおが実践し、合格することが出来た
・医療経営士2級取得におすすめ勉強方法
を紹介していきます。
といっても基本的な勉強方法は3級と同じです。その為、まだ3級の勉強法を見ていない方はこちらを参照して下さい。
➡【医療経営士3級】どんな勉強方法がいいの?経験から思うおすすめ勉強方法を徹底解説
※ただ、「長英一郎先生の電子書籍予想問題集2級」は190問です。その為、以下「190問題集」とさせていただきます。
【医療経営士2級】範囲広すぎ・・。経験から思うおすすめ勉強法を徹底解説!!
2級の勉強は3級同様、190問題集を中心に勉強しました。
各分野、頻出問題に対してはこれでカバーされていると思いました
しかし・・・・
時期によっては診療報酬改定、介護報酬改定等、その時期特有のトピックがありますし、データ系の問題はどうしても別途調べ勉強する必要があります
そこで、第1分野、第2分野の各分野で追加すべき勉強方法をお伝えしていきます。。
まずは第1分野からです。
第1分野(一般分野)
こちらは医療経営に限らず、一般企業にも共通するようなビジネス的な知識が多いです。マーケティングや組織、財務等に関することとかですね!
医療職にはつらいとこですが、現場で働いている人にとってはなじみがない分野です。
そこで、僕が追加して利用していったものを紹介します。
グロービズ学び放題
最初は、ひたすら190問題集で勉強していました。そんなとき「グロービズ学び放題」というサービスがあるのを知りました。
以下の人は登録してみるといいと思います
・はじめて2級を勉強し始める人
・第1分野の内容が小難しく感じる医療現場の人
・税務・マーケティング関係の仕事でない人
こちらから
↓↓↓
グロービスのビジネス動画が見放題
特に、初めて2級を勉強し始める人や、内容が小難しく感じる人は、是非登録してみるといいと思います。
それは、普段業務に関わっていない部分を簡単に本当に分かりやすく学べるからです。
僕は看護師で普段の業務で「会計・財務」関係には全く関与していません。看護師以外の人も苦手としている人が多いのではないでしょうか?具体的に言うと、「財務諸表」とか「損益分岐点」とかですね。あと、マーケティングとか、組織論、ビジネス的な分析や思考方法等々、もともとビジネスについて勉強しているとか、普段から意識している業種の人だとかでないと中々理解しがたい部分が多くあります。
そんな分野を動画・テキスト・確認テスト等を使って手軽に丁寧に教えてくれます。
いくつもの書籍を買うのもいいですが、一つにまとまって知識を得られるためすごく重宝しました。
ちなみに僕は続けられるか心配だったので、半年プランを選択しています。
2級合格したら辞めようかと思っていたのですが、1級を目指すことに決めたので、結局継続しています。
(年間プランで契約しとけばよかった・・・・。)
第1分野の財務関係や、ビジネス的な内容がちょっと苦手だなと思っている方は、試して見て下さい!
多分、僕が言っていることもわかると思います。
なので、まとめますと、2級第1分野は、
①190問題集
②直前ポイント講座
③セミナー問題集
④グロービズ学び放題
(⑤メディマネ問題集)
①~④を何度も繰り返して(3級の勉強方法と同じ)おけば多分第1分野は合格するのではないかと思っています。
※テキストとQ&A(中級編)は買いましたが、3級と同じく、一度目を通して、その後は辞書的な役割で使用していました。お金がかかることなので、もしお金がないという方は、テキストを買わず、上記の①~⑤を頑張った方が合格率は高まるのではないかと個人的には思ってます。
※メディマネ問題集は第1分野を合格した時は使用していなかったので効果はわかりませんが、当時に戻ることができるなら多分使うと思うので、お財布と相談して検討してみて下さい。特に仕事に忙しい方はスマホで気軽に勉強できるので隙間時間の勉強には向いています。おすすめしときます!!
続きまして第2分野に行きたいと思います。
第2分野(専門分野)
こちらの分野は、医療・介護等名前の通り専門的な領域の知識を必要とします。診療報酬改定や介護報酬改定であったり、チーム医療がどうとか、今のトピックであったりだとか色々です。
こちらは本当に大変でした。正直、勉強をどこまで広げて、どこまで深く勉強していいかわからないので、迷います。
※まぁ、でも、どこまで頑張っても、試験本番は初めて見る語句も出てくると思うので、自分ができるだけ頑張ってあとは神のみぞ知るって境地までいくしかないかなと思います。
こちらは医療職の方は多少なじみがあるかも分かりませんが、医療関連企業や一般企業の方は非常に大変だと思います。
では、はじめていきます。
診療報酬改定について
厚生労働省のホームページです。
こちらから➡診療報酬改定について |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
下の画像の「令和2年度診療報酬改定」のところをクリック!
次に「第2 改定の概要」の説明資料等についてをクリック!
そしたら、説明資料が出てきますのでここで確認します
ここの資料(1~15)は全て印刷しました。
でも当然ですが、全部覚えるなんて無理。
なので、動画(後述参照)を見て、説明されているところはなるべく覚える様にしました。
いくつかはしょっている部分があるとはいえ、それでも大量になるので、できるところまでなるべく覚える。
でも、中途半端な知識は逆に迷うだけ。
なので、ここは絶対に覚えるって正直山を張って覚えました。
でも、大抵覚える所はなんとなく絞られてくると思います
例えば僕は、
・重点課題→働き方改革、負担軽減等のところ
・入院料のとこ(急性期一般・回リハ・地域包括・療養とか必要度とか)
・認知症ケア加算
・チーム医療に関すること
・各資料から1問でてくる(DPC・在宅・精神・個別・調剤等)
等など、書ききれませんが、一通りみて、ここを出てきたら絶対に答えると心に決めて一問一答を作り、それを中心的に覚えました。
これも結構大変です。何回も書きますが、すべて覚えるとかムリゲーです。
もう勘です。「ここがでたら絶対に答える」「ここは捨てる」とか。
ここは捨てるってところが本番出たら一瞬で諦められます(笑)
それも時間の節約です。無駄な問題に時間なんてかけられない。
データ関係について
医療経営士サブテキスト データ集があったりしたら便利です
↓↓↓↓
|
直前ポイント講座で調べろ、出るよと言われたデータを確認したり、普通に読み物として見ておいたりしました。
でも、これも全て覚えるなんて無理だし、多分非効率。
なので、直前ポイント講座の内容は調べて、
・自殺者関係(数と推移)
・病院数(数と推移)
・診療科(数と推移)
・医療者(数と推移)
は絶対に出ると決めつけて覚えました。
あと、
現在の数だけでなく、どのように推移しているか
を確認はしといた方がいいと思います。
それは試験で
・○○は増えてきている
・○○は減ってきている
・○年に○○万人を超えた
という選択肢が出てきて、これは正しいですか?
みたいなのが聞かれます
そうゆうのが出てきたりしました。
なので、現時点の数だけでは解答できず、その推移も知っておく必要があります。
加えて、大きく変化したときに、「なぜ、そんなに変化したのか?」ってゆうのをしらべて置けばいいと思います。何かあることがあります。
でも、調べて何で変化したかなんかわかんないときも多いです。
わからなくても、調べることによって意識付けできますし、正直こじつけでもいいかもしれません。ただ、「こうなのかな?」って考えておくことでただただ暗記するよりはいいのかなと思っています。
月刊医療経営士
医療経営士に関する雑誌です。
(1冊、1冊、気になるときに購入するのも一つですが、僕は定期購読しています。こちらで購入することができます!)
↓↓↓↓
富士山マガジンサービス
こちらは最近のトピックについて書かれていることが多いので現在の流れを見るのに勉強になりますし、それを抜きにしても普通に面白いのでみておいていいと思います。
他の病院の考え方とか、実際にした行動がどうとか、仕事の方に役に立ったりします。これはお金がかかることなので、人によりますが、勉強にはなると思います。
説明不要なSNSです。
これはタダなので是非やってもいいのかなと思います。
何つぶやくんだよ、って思う方もいるかもしれないんですけど、別に「絶対につぶやけ!」みたいのはありません。
ただ、Twitter内には本当に優秀な方がいて、フォローしてつぶやきをみとくだけでもいいと思うんですね。
情報収集の為のアカウントとしている人も多いので気軽にはじめてみてください。
良かったら僕もTwitterやってますのでフォローしてみて下さい。
YouTube
これもタダなので気軽にみることができると思います。
人間なので常にやる気満々なんてことは無いと思います。気分が乗らない時もあると思いますし、疲れて寝たいときもあります。でも、そんな時に、寝ながらでもスマホで見ることができます。
おすすめは、下の3チャンネルです。この3つは僕もチャンネル登録させて頂いてます。
・医療くん
・長英一郎チャンネル
・厚生労働省
医療くん
医療や介護のことを本当にわかりやすく解説してくれています。独特の表現があり面白いです。
たしか本人さんも医療経営士です。なので、机に向かって勉強するのがおっくうな時、見るのはいいのかと思います。
長 Osa英一郎 Eiichiro 医療経営チャンネル
こちらは、その時期のトピックについて解説していたり、日本各地の取り組みとかを紹介しています。
長先生はコロナ前は全国各地で講演をされているので、話し慣れていてとても聞きやすいです。
時々、医療経営士についても語っておられるのでチェックしてみて下さい。
厚生労働省
こちらは診療報酬改定に関してですね。一つ一つ資料を読んでいくのは非常に大変ですが、動画で解説してくれています。
資料と合わせて確認し、メモし、覚えて行くのがいいと思います。
※ただ、これらの動画での学習には注意が必要です!!
動画は気楽に見れる為、自分の気分が乗り気じゃない時でも勉強できるという点では非常に有効です。
しかし、動画で理解したつもりでも、いざ自分で説明するとなると、出来ない事が多いです。
なので、最初に言いましたが、基本の勉強は190問題集、そしてその際に自分で作る一問一答を中心にして下さい。
つまり・・・
アウトプットを中心に勉強して下さい。
インプットだけで満足していたら多分試験当日選択肢で迷います。
アウトプットするには自分が理解していないとできません。
あくまで動画(YouTube)やTwitter、資料や書籍の読書はサブです。
まとめますと、2級第2分野は、
①190問題集
②直前ポイント講座
③セミナー問題集
④厚生労働省のホームページ
⑤データ関係の勉強
(⑥雑誌)
⑦Twitter・YouTube
(⑧メディマネ問題集)
①~⑧を何度も繰り返して(3級の勉強方法と同じ)おく必要があると思っています。
大量にしなければいけないことがあると思います。
人によっては
「こんなにしなくていいよ。ちょっとテキスト読んだら合格できた」とか、
逆に「もっとしなくてはいけんやろ~」とか
色々意見があると思います。
自分の中ではこれだけやって頑張ったほうだと思います。
でも、正直これだけやっても受かるかどうかわかりません。
僕自身、合格することができましたが、もう一度受験して合格できるかと言ったら不安しかないです。
ここまで勉強方法について語ってきて、結論それかといわれるかもしれませんが、
「運」の要素も強いと思います。
でも、まずは、神様にゆだねる段階に行くためにはこれくらいは勉強しなければいけないのかなって思います。
最後に・・・
これで一応僕がしてきた勉強方法はこんな感じでした。
現在、医療経営に関わった仕事をしている場合は、もっと少ないかもしれませんが、僕のように、直接関わって無い人は、大変です。
さらに、医療関係でない方はもっと大変です。
なので、次は6月。まだまだ時間があると思っている方は気合いを入れ直し、勉強した方がいいと思います。
受かるつもりで勉強しててあの殺風景な「【不合格】の画面」が出たときの絶望感は二度と感じたくないところですね。
ネット上に3級は勉強していなくても医療職なら合格するみたいな書き込みを見たときがあります。
でも、「2級も勉強しなくても合格する」という人は見たときがありません。
さすがに2級は真面目に勉強しないと合格しないと思います。
ここで僕がした勉強方法は書きましたが、まだ何か聞きたいことがあれば、お知らせ下さい。
経験を元に、僕が思う事を記事にして行きたいと思います。
勉強してて医療経営はすごく面白いと感じる分野でした
(大きな声で言えませんが、看護について勉強するより、楽しいし、やる気が出てきます)
共に医療を経営の面から盛り上げて行きましょう!
(看護の面とは言えない・・・)